パプアニューギニア ジワカ パルプドナチュラル
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パプアニューギニア ジワカ パルプドナチュラル
コーヒーに人生を捧げる女性リーダーと、地域の農家さんたちのコーヒー
この特別なコーヒーは、パプアニューギニアのジワカ地域で栽培された高品質な豆を100%使用しています。標高1,800m以上の厳しい気候条件で育まれたこの豆は、パルプドナチュラル製法により、特徴的なフルーティーさと豊かなボディを引き出した一杯に仕上がっています。
焙煎度合:浅煎り(ミディアムロースト)
内容量:100g
生産国:パプアニューギニア
生産地:ジワカ州トカンブラ村
生産者:ジワカコーヒーのみなさん
精製 パルプドナチュラル
標高 1,800〜1,900m
品種 アルーシャ、ティピカ、ブルボン、カツーラ
入港月 2025年10月
乾燥 天日乾燥
規格 A
栽培期間中、農薬、化学肥料不使用
フレーバーノート:パイナップル、トロピカルフルーツ、黄桃、チョコ、プルーン
■フルーティーでリッチな風味
●繊細な酸味とコクの調和
このコーヒーは、トロピカルフルーツの香りと柔らかな甘味が心地よく響きます。深いコクを持ちつつも、軽やかで飲みやすい味わいは、まさに特別な瞬間を彩る極上の一杯です。
厳選されたコーヒー豆が持つ特別な香りと味わいを、ぜひご堪能ください。この豆から生み出される一杯が、あなたの日常に美しいひとときを添えてくれることでしょう!
多民族国家パプアニューギニア
パプアニューギニアの年間コーヒー生産量は約4万トン(2024年:世界25位)で、主な生産地はモロべ州、イーストハイランド州、チンブ州、ジワカ州、ウェストハイランド州です。 全体の約80%は小規模農園によって生産されており、残り20%を中・大規模農園が担っています。コーヒーは同国における主要な輸出品目の一つで、最大の輸出品であるコプラ(パーム油の原料)に次ぎ、バニラと並んで重要な農産物です。
20世紀初頭まで未開の地と呼ばれてきたパプアニューギニアは、民族が800以上いる多民族であり、部族間闘争が現在でも続いています。そのため、たとえ小規模農園であったとしても、部族間における力の上下によりピッカーとして雇われる側と、管理としてマネジメントする側に分かれるなど、社会構造が複雑です。
また、パプアニューギニアではコーヒーがすぐ現金化できる作物であるため、輸送時の盗難が大きな課題です。トラックをわざとパンクさせ、故障に見せかけた隙に荷を奪うなどの事例が日常的に起きるため、輸出各社は厳重なセキュリティ体制を敷いています。それでも被害が発生することは少なくありません。
こうした環境下でコーヒーの輸出を支える輸出会社は、長年現地に根を下ろし、暗黙のルールを理解しながら秩序を築いてきました。現在のコーヒー流通は、こうした企業や関係者の努力によって成り立っており、生産者さんだけでなく、サプライチェーンに携わるキーパーソンにも光を当て、彼らの努力を知っていただく機会になればと思います。
ジワカコーヒーの成り立ち
ジワカコーヒー(Jiwaka Coffee LTD)は、2018年にコミュニティ開発の一環としてコーヒー事業を始めました。 代表のエマさんは、Community Education Church Health Services ProgramというNGO事業も手掛けています。その経験を生かし、村人たち自身でまとまり、生産者グループを作り上げることで、スペシャルティコーヒーの生産に取り組んでいます。パプアニューギニアでは、大規模農園の運営や強いリーダーシップで民族をまとめ、生産量を確保しながら品質を安定させるのが一般的です。エマさんは、この常識にとらわれず、村で暮らす人々の自発的な協力を重視する方法を選んでいます。
2018年から2021年にかけて、何度もワークショップを開催し、2022年頃から少しずつ輸出を開始しており、現在の生産量はおよそ1コンテナほどです。ウェットミル・ドライミルを完備し、スタッフだけでなく周辺の村の人々にも手伝ってもらいながら手選別で仕上げています。ナチュラルとハニーを中心に、生産から仕上げまで丁寧に管理されています。エマさんは、スペシャルティコーヒーの品質とは何かを深く理解され、実際にCBB(コーヒーベリーボーラー)とハクビョウ菌の関係、品質への影響も把握し必要な対策を実行されていることも印象的でした。
トカンブラ村の生産者さん
ジワカコーヒーでは、現在4つの生産者グループからコーヒーチェリーを買い付けています。 生産者さんには販売先の自由度を持たせたい考えから専売契約は結んでいませんが、相場より高い価格で、完熟チェリーのみを買い付ける方法を取っています。
生産者グループの一つであるトカンブラ村には、約500名(50世帯)が暮らしており、4つの氏族に分かれています。 各生産者さんの栽培面積は平均1〜2haで、最も多く栽培する方でも4haほどです。 コーヒー栽培以外には、じゃがいも、タロイモ、さつまいも、キャッサバ、葉物野菜などを育てており、主に自家消費をしています。すぐに換金が必要な場合は、国道までコーヒーチェリーを運び、集荷業者が来るのを待って販売をします。農園は山肌にあり、村からかなり離れているため、収穫はグループ単位で行います。「今日はAさんの農園に行ってみんなで収穫しよう」「次はBさんのところ」といった具合です。
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